1952-06-02 第13回国会 参議院 内閣・地方行政連合委員会 第7号
勿論この場合におきましても、末節のほうをはつきりすると同時に根本もはつきりして行くということにいたしますれば、これは至れり盡せりでありまして申し分のない規定であるということになりましようが、私どもは行動、権限を明確にすれば、根本の規定においてはこの程度で足ると、こう考えた次第でございます。
勿論この場合におきましても、末節のほうをはつきりすると同時に根本もはつきりして行くということにいたしますれば、これは至れり盡せりでありまして申し分のない規定であるということになりましようが、私どもは行動、権限を明確にすれば、根本の規定においてはこの程度で足ると、こう考えた次第でございます。
して見ますれば、我々は先ず事前の点について到れり盡せりの研究をし、然る後補えるところは他の法律で補い、それでも足らざる場合に、初めて新立法を考え出す、こういうあり方が一番正しいのじやないかと思うのです。この点について重ねて法務総裁の……。問題の焦点だけを一つ……。
こういうような国際民間航空條約のまことに至れり盡せりの、しかも厳重な規定があるにもかかわらず、この法案の第十條による耐空証明に関する規定は、岡田委員が言われるようにまことにあやふやな点が多いのでありまして、従つてさつき申しましたように、国際民間航空條約の精神とこの十條の規定とはぴつたり一致していない、こういう感じを持つのであります。
人権は、憲法のもとにおけるそれらの各法律の條章に従つて保護さるべきものでありまして、またすでに今日までいろいろの法律が出ておりまして、人権の保護につきましてはほとんど至れり盡せりの手当が盡されていると考うる次第であります。
そういう意味から言つて、その待遇の問題もまた、これは四十四億くらいの退職手当も計上され、恩給の通算ということもあるのでありますから、至れり盡せりといいましても、どこに不平を立てられるかわからない。私どもが心配するよりも、当面の皆さんの方が当然御心配なさつているはずであります。
今後はこれが二万円になるとか聞いてはおりますが、そういう現在の人々に対する態度は誠に……まあ至れり盡せりとは申されますまいけれどもが、妥当な措置が講ぜられつつ、一面におきましては、過去の人々に報ゆること何ぞ乏しきやということを私は痛感せざるを得ないのであります。ないとは申されない。たとえ国費の半分を割こうとも、西ドイツぐらいな措置のできないはずはないのであります。今回はいたし方がございません。
それらの人々はその遺族に対してお骨の手渡しができるということでありますが、硫黄島においてもあるいは沖繩においても、そういつた判明しない無名戰士というか、無縁仏というか、こういうものを総合的に、きわめて至れり盡せりに、あるいは慰霊塔が建設せられ、あるいは島民によつてこれの供養が行われておるよりだが、これはしかし国内において、全国的な慰霊塔を建設すべきであると私は考える。
ちなみに、イタリア、西ドイツにおいては、一昨年十月、総予算の二〇・七%を投入して、至れり盡せりの手が打たれております。ドイツでは、肢体不自由者につけられた補導犬の飼育料が、日本金にして月額二千百円支給されておりますのと比較してみましても、いかに日本政府の思いやりがないかがうかがわれます。
でありますから、すでにイタリアにおきましても、西ドイツにおきましても、一昨年十月、実に至れり盡せりの戰争犠牲者に対する扶助の制度が確立をされ、一九五一年における西ドイツの予算の中では、総予算の二〇・四%というものが、この戦争犠牲者の処遇のために国が投入いたしておるのであります。わが国も同断であります。
西ドイツにおいては、戦後国民の協力によつて、至れり盡せりの援護対策が講ぜられておると聞いております。わが国におきましても、十分の対策はできないが、この際何とかして皆を助けてやろという、われわれ国民の代表である先生方の晝夜の御辛苦に対して、私は深甚の敬意を表するものであります。 以上をもちまして私の言わんとするところを終らせていただきます。
極めて至れり盡せりというべきである。その第一は、ドイツ又は日本を完全に非武裝化いたし、又戰争権を廃棄させまして、永久に独立国家たらしめないという考え方、これが非武裝化とか、非軍事化というアメリカの、又連合国の根本政策の意味するところである。
もう一つこの三人の巡査の人たちについては非常にまあ至れり盡せりといいますが、診断書がとられておりますが、福井君の負傷については先日の学校側の証言、それから署長その他の証言と、今日のお話は若干違つておりますが、併し診断書はとられておらんということだけは明らかなようでありますが、それはどうしてそういう点についてとられなかつたのでしようか、ついでに伺つて置きたいと思います。
軍需景気を謳歌している大銀行、大軍需会社は、至れり盡せりの減免税の恩典に浴している。すなわち、価格変動準備金、退職手当積立金等の損金算入はもとより、重要機械の特別償却、さらにはなはだしきは、特殊重要軍需品、たとえばナイロン、ビニロン等々の合成繊維の製造による所得は免税されているのであります。
税額においても一見増額のように見えるのでありますけれども、私どもの立場からこれを観察いたしますならば、他方において資本の蓄積と称して、至れり盡せりの実質上の減税措置が講ぜられておるということを発見するのであります。その第一は、減価償却を大幅に特例措置として認めておるということであります。
ところが五十余億の予算を以て帰還軍人、病院とか、或いは未亡人とか、後始未とかというような至れり盡せりの待遇を與えておるというような詳細なことを承わりまして、私どもも大変感銘したのでありますが、そのときに将軍に実は私ども今度来ましたのも、日本の現状は遺家族並びに帰還軍人に対しましては、まあこれは戦争に敗けて致し方ございませんが、恩給は停止され、いろいろの点において非常な悲惨な状態に今なつているのだ、世論
あそこは至れり盡せりで、燈台までもちやんとこしらえてあつて、いつでも連絡船を受入れることができる設備ができておると断言することができるのであります。こういうものを眠らしておいて、最も危險な夜間の航行をやつて行かなければならぬということは、私は鉄道当局における処置としては、いささか失当ではなかろうかと考えるのでございます。
平和的中小町工場が、電力制限で仕事にならず、一般家庭、ことに農村では、字も読めない暗い電燈、ラヂオも聞えない低い電圧によつて悩まされておるとき、━━━━━━書をあざむく電燈が輝いて、━━━━━━━には、電気ぶとん、電気ぶろ、電気ストーブ、電気洗濯器、至れり盡せりの電化設備に電力は充満しておるのが嚴然たる事実であります。
おまけに高い料金であり、またかつて気ままに滅火されるというような実情であるにかかわらず、外人の宿舎でありますとかいつたようなところに行きますと、書をあざむくようにあかあかと電気がつけられておるし、電気ぶとんがあるとか、電気ぶろがあるとか、そのほか電気冷蔵庫でありますとか、いろいろそういつたものが至れり盡せりです。
法人税の軽減につきましては各委員がこれまで指摘いたしましたが、すでに政府は二十五年度予算におきましても至れり盡せりの保護をいたしております。例えば地方税におきましては、これまで所得割の課しておつたのを、所得割をやめてしまいまして、例えば百万円も地方税を納めておつた法人は、今度は東京都ならば千八百円でいいと、こういうような著しい軽減を行うようになつておるのであります。
積立金に対する法人税を廃止したり、特別償却を認めたり、預貯金利子に対する課税に当つては源泉選択制を考えたり、至れり盡せりの配慮をいたしております。それだのに、農漁民や中小企業者に対する特別控除の問題は、シヤウプ勧告にもちやんと述べてあるのに、政府は取上げようといたしません。政府はこれに対して、我々のこういう追及に対して答えて曰く、だから基礎控除や扶養控除を引上げてやつたのだと言うのであります。